業務内容
地質・土質調査
地質調査は道路や橋、ダムやトンネルなどの公共施設やビル、住宅の建設の際に行われ、地質構成や地盤の支持力、地下水位などを調べることで構造物の設計・施工に必要な地盤情報を提供したり、地震や地すべりなどの災害や地盤沈下などの対策工法を検討するための基礎資料を提供することで安全・安心な社会・まちづくりに貢献しています。
海岸でのボーリング調査
波の影響を受けるため嵩上げによる平坦足場にて作業
オペレーターは機械の微妙な振動や音によっても地質判断を行う
ボーリングマシン運搬
特装車によるマシン牽引 急勾配の場合はワイヤーによって引っ張り上げる
更に難所は機械を分解し人肩運搬を行う
調査地周辺の地層確認
複雑な地層は技術者複数で確認し広い知見で判断する
エキスパートが意見を持ち寄りさらに精度を上げます
調査地周辺の地形・地質の確認
微妙な地形や植生の変化、露頭地盤の詳細な調査を地道に行う
山が発信する新しい情報を探してとにかく歩きます
地層サンプル(調査コア)の解析
複雑で不明瞭な地質を詳細に解明し地層図の検討を行う
複数の技術者が意見を出し偏った判断を防止しより明確な判断を行う
報告書の作成
φ66mmの乱れのない綺麗な地層サンプルと地道な周辺調査を行い
正確で信頼のある報告書の作成が行われる
地下水調査
人が活動するために欠かせない地下水の変化を長期観測します。工作物の影響が地下水にかかわることがあります。地下水の水位、流向、流速、滞水層の透水性を調査し生活水の確保や地盤沈下の抑制に貢献します。定期的に地下水位を観測し地下水の流れを把握し、降雨との関連性や地形の微妙な変化をとらえ、地道な作業を繰り返し数年間のデータを基に結果を出すこともあります。
さく井工事
「さくせいこうじ」と読みます。飲料水等の生活水、畑作等の耕作水、融雪槽等、地下水は生活に欠かせないものです。また、近年は災害による上水道断水等の対策で井戸の需要も予想されます。半世紀にわたる経験から地域の地下水状況を判断して理想的な井戸の提供を行います。更に、井戸のリフレッシュ業務も行います。
建設コンサルタント
地域の人が望む本当に必要な社会資本整備(安全・安心な豊かな地域作り)を行なうため、国や地方公共団体の事業執行を支援し、パートナーとしてその役割を担っています。また、国や地方公共団体が地域の方々への説明責任を果たすための支援も行い、これまで蓄積した技術、知識、人材等のストックを最大限に活用し、技術開発を積極的に行い、責任ある立場で活躍することによって、公共事業の推進に貢献します。